11.14.2015

2015年度日本ヘミングウェイ協会全国大会(第26回大会) プログラム決定

2015年度日本ヘミングウェイ協会全国大会(第26回大会)が開催されます!

本年度は東京開催です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
また、例年通り懇親会も開催されます。本協会らしい楽しく気楽な会です。こちらにも是非ご参加下さい。


1. 日:20151212日(土)~13日(日)
2. 場   所:内田洋行株式会社「東京 ユビキタス協創広場 CANVAS
東京都中央区新川2-4-7 (http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/

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10:00-10:05 開会の辞 大会運営委員長・大森昭生(共愛学園前橋国際大学)
10:05-11:40 研究発表①
10:05-10:50 発表(1)司会・フェアバンクス香織(文京学院大学)
 鈴木智子(京都大学・院)
  「“My Old Man”再読
     ―複層的な現実把握に関するヘミングウェイの実験」
10:55-11:40 発表(2)司会・田村恵理(石川県立大学)
 古谷裕美(学術振興会特別研究員(名古屋大))
  「ヘミングウェイの描く「兄と妹
     -「最後の良き故郷」を中心に」
11:40-11:50 インフォメーション
11:50-13:20 昼休み・合同委員会
13:20-14:55 研究発表②
13:20-14:05 発表(3)司会・大森昭生
 中村嘉雄(北九州工業高等専門学校)
   「濡れる大地、滴る動物、裸の女:
     ヘミングウェイ作品におけるナチス的男性自我について」
14:10-14:55 発表(4)司会・瀬名波栄潤(北海道大学)
 中村亨(中央大学)
   「“The Porter”草稿を読む
     ―編集が孕む問題と、ヘミングウェイの人種をめぐる逡巡」
15:00-18:00 シンポジウム「ヘミングウェイの文体」
コーディネーター/シンポジスト・倉林秀男(杏林大学)
                シンポジスト・久保公人(大阪大学・非)
シンポジスト・真鍋晶子(滋賀大学)
シンポジスト・新関芳生(関西学院大学)
16:301700 コーヒー・ブレイク)
18:00-18:30 総会 事務局長・前田一平(鳴門教育大学)
19:00-   懇親会 
気楽な楽しい会ですので、ふるってご参加ください。 
会場等の詳細は当日お知らせいたします。会費は5千円程度の予定です。
出席希望は事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)へemailで通知願います。〆切は1130日(月)。
準備の都合上、事前の出席通知をお願いいたします。

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10:00-12:30 ワーク・イン・プログレス
10:00-10:15 イントロダクション・移動
10:15-11:30 グループセッション
Aグループ:コーディネーター・堀内香織(中央大学・非)
    渡邉 俊(早稲田・院)
    「人種問題と絡めたJake Barnesのジェンダーの曖昧さ
      ――The Great Gatsbyとの空間的な比較から」
Bグループ:コーディネーター・河田英介(筑波大学)
    渡邉藍衣(東京女子大学・院)
     「氷山理論と歴史
      ― A Clean Well-Lighted Place”における考察」
  Cグループ:コーディネーター・勝井慧(広島女学院大学)
    中村一輝 (協同出版・日本英語検定協会)
     「Ernest HemingwayThe Garden of Eden (1986) における
         David の語り/視点とCatherineの奇妙な振る舞い」
11:30-12:30 全体セッション

12:30-12:35 閉会の辞 会長・島村法夫(中央大学・名)


---ダウンロード---



10.21.2015

(情報提供)キューバへの旅

JTB主催のツアー『老人と海』の足跡をたどるキューバの旅7日間が催行されます。
詳細は以下のリンク先から
http://www.royalroad.jp/sit/cuba/#rrg

会員著書紹介:『ヘミングウェイの愛したスペイン』刊行

本協会の名誉顧問、今村楯夫先生の『ヘミングウェイの愛したスペイン』が刊行されます。

5.04.2015

2015年度 第26回全国大会に関するお知らせ&発表者募集

2015年度全国大会は下記のとおり開催されます。

1. 日:20151212日(土)~13日(日)
2. 開催時間:土曜午前~日曜午前
3. 場   所:内田洋行株式会社「東京 ユビキタス協創広場 CANVAS
東京都中央区新川2-4-7 (http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html
 <会場案内>













■東京駅八重洲南口より徒歩15分(1.2km
■地下鉄をご利用の場合
 ◯東京メトロ 日比谷線「八丁堀駅」下車「A4」出口より徒歩4
 ◯東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町 駅」下車「1番」出口より徒歩5
 ◯JR京葉線「八丁堀駅」下車「B1」出口より徒歩5
■東京駅よりバスをご利用の場合
 ◯東京駅八重洲南口より「東15系統」または「東16系統」で「深川車庫」、「豊洲駅」、「住友ツインビル」行きで4つめの停留所「新川」(内田洋行本社前とアナウンス有り)で下車徒歩1

 研究発表募集

全国大会の研究発表を募集しています。エントリーは年間を通して随時受けつけており(できれば8月末まで)、「発表要旨」を添えての応募締切は9月下旬となります。
へミングウェイ研究全般はもちろん、ヘミングウェイと他の作家を横断する研究、ヘミングウェイと教育の連関など幅広く歓迎します。研究歴を問わず多くの方々の積極的なご応募をお待ちしています。(研究発表には審査がありますことご承知おきください。)大学院生の発表に対しては、協会から研究奨励金が支給されます。 

ワーク・イン・プログレス発表募集

全国大会のワーク・イン・プログレスにおける発表を募集しています。エントリーは年間を通して随時受けつけており(できれば8月末まで)、「発表要旨」を添えての応募締切は9月下旬となります。
未完の研究、中途の研究、未解決の問題などなど、完成された研究である必要はありません。未完成のまま提示して,みなで問題を共有し議論し、あるいはアドヴァイスをおくり、その研究を実りあるものにするのが目的です。ご応募があったものは原則としてすべて受理します。多数のご応募があった場合などには、調整をさせていただき、全国大会以外の機会も含めて臨機応変に発表機会を設定します。なお、ワーク・イン・プログレスも大学院生への研究奨励金の対象となります!

エントリー/応募/照会

下記のいずれかにて、エントリー・応募を受け付けております。

大会運営委員<全国大会担当>
 小笠原亜衣:ogasawaraアットeng.tamagawa.ac.jp

大会運営委員長
 大森昭生:omoriアットc.kyoai.ac.jp

4.18.2015

日本ヘミングウェイ協会2015年5月 ワークショップ

ワークショップが開催されます。

会員の皆様のご参加をお待ちしています!!


■日時:2015年5月23日(土)10時〜12時30分
■会場:立正大学品川キャンパス(東京都品川区大崎4-2-16)
     9号館963教室











■大崎駅、五反田駅から徒歩5分
■大崎広小路駅から徒歩1分
■不動前駅から徒歩13分

-----プログラム-----

▲ 開会の辞 (10:00) 塚田幸光(大会運営委員<WS担当>・関西学院大学)
▲ワークショップ(10:05〜12:30)
ミニシンポジウム “The Porter” を読む
   司会・講師: 本荘 忠大 (旭川工業高等専門学校)
        講師: 瀬名波 栄潤 (北海道大学)
              加藤 隆治 (北海道薬科大学)
              井出 達郎 (東北学院大学)
▲閉会の辞(12:30)島村法夫(会長・中央大学(名誉教授))

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23日18時頃から会場近辺で懇親会(会費5000円前後)を予定しておりますので、ふるってご参加ください。懇親会への参加については事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)までメールでお申し込みください。
締め切りは5月9日(土)です。
詳細はお申込みいただいた方へメールでお知らせいたします。
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-----WS内容要旨-----

“The Porter” は、1927年9月の終わりから翌年3月にかけて、ヘミングウェイが20章に渡って執筆しながらも、途中で創作を中断したA New Slain Knight の第13章~15章にあたる。その後、執筆が再開されることなく、未出版のまま残された A New Slain Knight は、創作からほぼ60年が経過した1987年に出版されたThe Complete Short Stories of Ernest Hemingway: The Finca Vigía Edition において、その一部が “The Porter” および “A Train Trip” というタイトルのもとで初めて日の目を見ることとなった。しかもヘミングウェイ研究においてはほぼ等閑視されてきた感すらある作品である。しかしヘミングウェイ独自の文体によって、14歳の少年ジミー・クレインの父と二人での列車の移動とそれがもたらす未知の世界との遭遇を生き生きと描き出す物語であり、いっそう注目され評価されるべき作品であると言える。そこで本ワークショップでは、 “The Porter” を取り上げて、4人の発表者によって、伝記的背景、「視点」を巡る問題、「黒人」ポーターを巡る歴史的背景から本短編の新たな読みを提示したい。

1.25.2015

『ヘミングウェイとパウンドのヴェネツィア』が刊行されました

本協会顧問 今村楯夫氏(東京女子大学名誉教授)、本協会会員 真鍋晶子氏(滋賀大学)による『ヘミングウェイとパウンドのヴェネツィア』が彩流社より出版されました。