12.16.2012

2013年度 第24回全国大会 日程と会場決定

2013年度 第24回全国大会の日程と会場が下記の通り決定いたしました。
第24回大会にも多くの皆様のご参加とご発表をお待ちしています。


1.      日:20131221日(土)~22日(日)
2.      開催時間:土曜午前~日曜午前
3.      場   所:内田洋行株式会社 
      「東京 ユビキタス協創広場 CANVAS
     東京都中央区新川2-4-7             (http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html

※日程が2011年度、2012年度開催の週と異なりますので、ご留意ください。
※今後しばらくの間は、関東と関西とで交互に開催する予定です。


<会場案内>

■東京駅八重洲南口より徒歩15分(1.2km
■地下鉄をご利用の場合
 ◯東京メトロ 日比谷線「八丁堀駅」下車「A4」出口より徒歩4
 ◯東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町 駅」下車「1番」出口より徒歩5
 ◯JR京葉線「八丁堀駅」下車「B1」出口より徒歩5
■東京駅よりバスをご利用の場合
 ◯東京駅八重洲南口より「東15系統」または「東16系統」で「深川車庫」、「豊洲駅」、「住友ツインビル」行きで4つめの停留所「新川」(内田洋行本社前とアナウンス有り)で下車徒歩1

11.18.2012

日本ヘミングウェイ協会第23回全国大会 プログラム決定


 本年度の全国大会は12月15日(土)・16日(日)に関西学院大学梅田キャンパスで開催します。関西での開催、多くの発表等充実したプログラム、多くの皆様のご参加をお待ちしています。 また、例年通り懇親会も開催されます。お互いに交流を深める良い機会です。本協会らしく、初めての方でも楽しく参加できる気楽な懇親会です。こちらも、たくさんのご参加をお待ちしています。


日本ヘミングウェイ協会第23回全国大会


日時
 20121215日(土)・16日(日)

場所
 関西学院大学大阪梅田キャンパス-K.G.ハブスクエア大阪-10F 1004教室
(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー)(http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html

プログラム
1215日>
10:30 開会の辞 
10:35 研究発表①<1004教室>
11:55 昼休み・合同委員会<1005教室>
13:10 研究発表②<1004教室>
14:30 コーヒー・ブレイク<1004教室>
15:00 ワーク・イン・プログレス<1004教室、他>
17:15~18:00 総会 
18:30 懇親会   会場等の詳細は当日お知らせします。会費は5千円程度の予定です。出席希望は事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)へemailで通知願いします。〆切は12月5日(水)。当日の参加も可能ですが、準備の都合上、事前の出席通知にご協力願いします。
1216日>
1030 シンポジウム「アジアから読むヘミングウェイ」<1004教室>
1300 閉会の辞
<ダウンロード>


大会運営委員会

図書新聞に書評が掲載されました

協会員山本洋平氏による『アーネスト・ヘミングウェイ:21世紀から読む作家の地平』の書評

前ヘミングウェイ協会会長によるハクスリーの翻訳の書評

10.25.2012

日本ヘミングウェイ協会前会長今村楯夫氏の講演のご案内

英専協(大学院英文学専攻課程協議会)にて日本ヘミングウェイ協会前会長今村楯夫氏の講演が行われます。ご興味のある方はご出席ください。

とき:11月24日(土)
ところ:東京女子大学 6号館6115教室

開会の挨拶:12:30-12:35 原英一 氏
講演会:  12:35-13:30 今村楯夫氏

発表要旨

 
作家の「知的な」振る舞いと美学
東京女子大学教授
今村楯夫

 フィクションはどこまで虚構的なのか。虚構あるいは創作と事実や史実との間に差異や溝があり、それを認識し、溝を埋めていくことを読者が喜びとするのは、おそらく趣味的な次元から研究者への第一歩なのでしょう。また表層に現れている事実の背後に作者が意図する真実が隠されていることを発見するのも研究の楽しみです。さらに作者が無意識に使っている言葉の裏に、作者の作為とは異なる意味を読み取ることもあります。
 ヘミングウェイの作品のひとつに『午後の死』があります。エドワード・W・サイードをして「二十世紀アメリカのもっとも偉大な本のひとつがヘミングウェイの『午後の死』である」といわしめたノンフィクションです。サイードはエッセイ「牛の角に突き殺されない方法——アーネスト・ヘミングウェイ」(『故国喪失についての省察』所載 [2000]、邦訳 [2006])の中で『午後の死』を取り上げ、「同書を傑作たらしめているのは、彼の、未知の世界にはいっていき、それを征服する能力である」と述べています。その真偽のほどは改めて論じなければなりませんが、『午後の死』という闘牛論を論じたとされるノンフィクションというフィクションに焦点を当てて、虚構と事実の間隙に潜む「真実」を探ってみたいと思います。
 ヘミングウェイ自身が『午後の死』の中で表明していることは、「新聞記者時代に事件を報道しようとした際に、時事的な出来事の内在する情緒を伝えることに努めたが、作家になってさらに、情緒を生み出す現実の事物とは何であるかをとらえ、表現することに努めた。書くことを学ぼうとして、一番単純で、しかも一番根本的なことは激烈な死であり、それは書くに値する主題である」と考えたことです。そこで「戦争が終わったいま、激烈な死が見られる場所は闘牛場しかない」と考え、スペインでの闘牛観戦に赴きました。
 ジョージ・プリンプトンのインタビュー(1958)で「いつ作家になることを決めたか」という質問に対しては、そういう決断をしたことはないが、物心がついてからずっと書き続けてきた、と応えています。もの書き、あるいは作家という生業はヘミングウェイにとっての「作り話」をするという天性であり、運命づけられた仕事であったように思われます。また釣りという魚を捕らえる趣味は、動物を捕らえる狩猟、生死を賭した闘牛観戦という関心に繋がっていきます。釣りと狩猟は必然的に旅に繋がり、やがて未知なるカリブの海やアフリカの草原にヘミングウェイを誘うことになります。それらのいずれもがヘミングウェイの文学の原素材となり、それは生涯続きます。このアウトドアー的な行動作家像によっていつしか「マッチョ・ヘミングウェイ」という虚像が作り上げられました。その一端はヘミングウェイ自身の言動によりますが、一方でマスコミは誇張し、ときには戯画的にヘミングウェイの反知性的な側面を描き続けました。しかしこの「反知性的な」言動の背後には、きわめて「知的な」感性とそれに基づく行動力が潜み、ヘミングウェイの文学の根源を成す美学が確立されています。作家の「知的な」振る舞いと美学について、みなさんといっしょに考えてみたいと思います。文学研究のあり方、さらにはなぜ、文学を研究するのかという自らへの問いに対する回答が自ずと浮き彫りにされることを願っています。

9.18.2012

懇親会(2012年10月13日)開催のお知らせ

日本ヘミングウェイ協会員の皆様

日頃よりヘミングウェイ研究と協会の運営にお力添えをいただき誠にありがとうございます。
さて、日本アメリカ文学会に合わせ、下記の通り、『ヘミングウェイ大事典』出版の祝賀も兼ねて、懇親会を開催いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

     記
日  時:2012年10月13日(土)18:30~

場  所:嘉っとび炉端 「ざぶん」
    http://r.gnavi.co.jp/zabun/
    〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-18-21 東京第一ホテル錦B1
    地下鉄東山線栄駅 1番出口 徒歩2分
    TEL050-5798-9554

会  費:4000~5000円
     ※名古屋めしコースを柳沢秀郎氏が予約してくれました!

集合場所:名古屋大学全学教育棟本館学生ホール(アメリカ文学会受付がある所)
集合時間:17:45

重要!出席連絡:会場に人数を知らせなければなりません。ご出席頂ける方は必ずご連絡ください。
   連  絡  先:omori@c.kyoai.ac.jp (大森宛)
  締   切:10月2日(火)
  連絡項目:お名前/集合して参加or直接会場へ参加/(可能であれば)携帯等緊急連絡先
                                                             以上

日本ヘミングウェイ協会
大会運営委員長
大森昭生

6.20.2012

2012年度全国大会開催日変更のお知らせ


2012年度の全国大会の日程について、
会場の関係からNewsletterでお知らせした日程が下記の通り変更となります。
改めてご予定いただけますようお願い申し上げます。

変更前:2012年12月8日(土)・9日(日)

変更後:2012年12月15日(土)・16日(日)   
以上

お知らせ
1.会場:
関西学院大学大阪梅田キャンパス-K.G.ハブスクエア大阪-10F 1004教室(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー)
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

2.募集:
全国大会における研究発表/ワーク・イン・プログレスの発表者を募集しています。
詳細はNewsletterもしくはホームページを御覧ください。
エントリー:随時受付(8月中旬まで)/応募:9月20日まで


このお知らせに関するお問い合わせ
大会運営委員長 大森昭生 
omori@c.kyoai.ac.jp
027-266-7575(共愛学園前橋国際大学㈹)

5.04.2012

【情報提供】九州アメリカ文学会シンポジウム「ヘミングウェイと老い」のお知らせ

ヘミングウェイ協会会員各位
九州アメリカ文学会にて「ヘミングウェイと老い」についてのシンポジウムが開催されます。


九州アメリカ文学会第58回大会プログラム

期 日:2012年 5月12日(土)・13日(日)
会 場:熊本大学黒髪北キャンパス

<第1日目> 5月12日(土)
開会式 C-201 教室
10:30-10:40小谷 耕(九州大学・九州アメリカ文学会会長)

研究発表
午前の部
第一室 B-201 教室
10:45-11:25 林 南乃加九州大学大学院博士課程)
 Waldenにおけるドメスティックな空間―simplicityからmicrocosmへ―
 司会 乗口 眞一郎 (北九州大学名誉教授)
11:25-12:05 斎藤 彩世(九州大学大学院博士課程)
 欲望する Isabel - The Portrait of a Lady のヒロイン考
 司会 乗口 眞一郎

第二室 B-202 教室
10:45-11:25 日下 幸織(九州大学大学院修士課程)
 敗北の美学と語り―Fitzgerald長編における語り手と作家たち―
  司会 早瀬 博範 (佐賀大学)
11:25-12:05 小谷 耕二(九州大学教授)
 アレン・テイト『父たち』と南部の文化的自画像
  司会 早瀬 博範

総 会
13:30-14:50 C-201教室
   KALS賞の報告および授賞式

シンポジウム C-201教室
15:00-17:30「ヘミングウェイと老い」
司会・講師 光冨 省吾(福岡大学教授)
   講師 高野 泰志(九州大学准教授)
   講師 千葉  義也(鹿児島大学名誉教授)
   講師 今村 楯夫(東京女子大学教授)

<第2日目> 5月13日(日)
第一室B-201 教室
10:00-10:40 中嶋 寿子(熊本学園大学大学院博士課程)
 The Scarlet LetterにおけるDimmesdaleのカタルシス
  司会 高島 まり子(鹿児島女子短期大学)
10:40-11:20 高橋 勤(九州大学教授)
  殉教のレトリック――ジョン・ブラウンとコンコードの文人たち
  司会 小野 和人 (九州大学名誉教授)

第二室 B-202 教室
10:00-10:40 矢ケ部 あかり(熊本県立大学大学院修士課程)
 Smoke Signals におけるサバイバル装置
  司会 渡邊 真理子(西九州大学)
10:40-11:20 永川 とも子(九州大学大学院博士課程)
 封印された「ナガサキ・ルポ」、First into Nagasaki 解読――最初のアメリカ人ジャーナリストはナガサキ原爆言説をいかに形作ろうとしたのか――
   司会 渡邊 真理子

特別講演 C-201 教室
11:30-12:30 林 以知郎 (日本アメリカ文学会会長、同志社大学教授)
「スパイと海賊―フェニモア・クーパーは苦手だとおっしゃる方のために」
司会 小谷 耕二

閉会式 C--201 教室
12:30-12:40 小谷 耕二

4.12.2012

2012年 5月 ワークショップのお知らせ

下記の通りワークショップを開催いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。


日時
2012年5月26日(土)10:00~13:00

場所
専修大学生田キャンパス(神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1)
10号館3階の10310教室  
(日本英文学会会場です。教室は、会場校の時間割の関係で変更となる可能性もあります。変更の場合には会員へメールでお知らせするとともに、協会HPに掲載いたします。)

プログラム
▲開会の辞(10:00)大森昭生(大会運営委員長・共愛学園前橋国際大学)
▲ワークショップ(10:05~12:30)「ヘミングウェイと動物表象」
司会・講師:山本洋平(戸板女子短大)
講師:谷本千雅子(名古屋大学)
中村 嘉雄(宇部工業高専)
塚田 幸光(関西学院大学)
▲閉会の辞(12:30)島村法夫(会長・中央大学)


ワークショップの要旨はこちらをご覧ください。

2.27.2012

フィッツジェラルド協会からのお知らせ:シンポジウム「フィッツジェラルドとハリウッド」

日本フィッツジェラルド協会より、下記のお知らせと参加のお誘いをいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シンポジウム「フィッツジェラルドとハリウッド」を開催することになりました。
非会員でも、どなたでも気軽にご参加いただけます。奮ってご参加ください。

日時: 2012年4月28日(土)
会場:成蹊大学 3号館101教室
開場・受付開始(13:00より 3号館101教室前にて)
参加費:500円(含コーヒー代)(会員以外の方でも参加大歓迎です。)

基調講演 (13:30-14:00)
Leo Chen (京都造形芸術大学)
"Filming Twilight, Tenderly ― F Scott Fitzgerald’s Visualization of Emotion and Metaphor and the Iconomy of Hollywood"

コーヒーブレイク (14:00-14:10)

パネル・ディスカッション (14:10-17:30)
(司会・講師)  
宮脇俊文(成蹊大学)
「ハリウッドはなぜ『ギャツビー』を愛するのか?――ディカプリオ版『ギャツビー』の可能性」
(講師) 
長澤唯史(椙山女学園大学)  「フィッツジェラルドと映像/音のテクノロジー」
金原瑞人(法政大学)  "Great Gatsby in Lost Art of Reading"
杉野健太郎(信州大学)  「『グレート・ギャツビー』のハリウッド的解釈 ― 『華麗なるギャツビー』(1974)を中心に」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なお、詳細は、日本フィッツジェラルド協会の公式ブログに掲載されています。
http://fitzgerald.exblog.jp/

2.03.2012

2012年度全国大会・WSの開催予定並びに応募方法

2011年12月18日開催の総会にてお認めいただいた2012年度の全国大会・ワークショップの日程等についてお知らせいたします。

◎2012年度第23回全国大会の日程・場所
開 催 日:2012年12月8日(土)~9日(日)
開催時間:土曜午前~日曜午前
場   所:関西学院大学

◆全国大会の研究発表、ワーク・イン・プログレスの発表を募集しています。
エントリーは年間を通して随時受けつけており、「発表要旨」を添えての応募締切は例年9月下旬となります。
へミングウェイ研究全般はもちろん、ヘミングウェイと他の作家を横断する研究、ヘミングウェイと教育の連関など幅広く歓迎します。研究歴を問わず多くの方々の積極的なご応募をお待ちしています。(研究発表には審査がありますことご承知おきください。)
大学院生の発表に対しては、協会から研究奨励金(2万円)が支給されます!

◆下記のいずれかにて、エントリー・応募を受け付けております。
事務局長・前田一平:kmaeda@naruto-u.ac.jp
大会運営委員長・大森昭生:omori@c.kyoai.ac.jp


◎ワークショップに関する件
◆5月のWS◆
日時:5月26日(土)の午前中(日本英文学会初日)
場所: 専修大学生田キャンパスを予定

◇協会独自のWSです。グループでの企画を期待いたしますが、個人での応募も歓迎します。グループ・個人を問わず、各々の発表要旨(研究発表に近い形式の場合)もしくは企画書(様式任意)のいずれかを添えて、大会運営委員長へ、3月末までにご応募ください。

※万が一専修大学に会場を確保できない場合には、会場の交通の便を踏まえ、別会場にて金曜日開催等の可能性もあります。また、発表等のご応募がない場合には中止となることもあります。
常に、WEBをご確認いただければ幸いです。

◆10月のWS◆
日時:2012年10月14日(日)のお昼
場所:名古屋大学

◇日本アメリカ文学会が開設するWSに参加するものです。グループにて企画書(様式任意)を添えて大会運営委員長へ4月末までご応募ください。


◇◇◇その他、大会運営に関するご照会◇◇◇
大会運営委員長・大森昭生
〒379-2192 群馬県前橋市小屋原町1154-4
共愛学園前橋国際大学 国際社会学部
e-mail:omori@c.kyoai.ac.jp

1.23.2012

One-Day Conferenceのお知らせ

明治学院大学で開催される文学と英語教育に関するOne-Day Conferenceのお知らせが届いています。詳しくはこちらからチラシをダウンロードしてご覧ください。